ぬいぐるみ

とてもかわいがっているぬいぐるみがある。

 

小さい頃からずっと一緒にいるわけではなく、三年前にフリーマーケットで400円で購入した、ゴールデンレトリバーのぬいぐるみだ。

 

年甲斐もなくぬいぐるみと遊び、着せ替えを楽しんでいる姿を家族以外の人に見られようものなら、山奥の洞穴に逃げ出したいくらいに恥ずかしい。

 

しかし、このレトリバーのぬいぐるみが、もうたまらなくかわいい。

 

私には自分がもしかしたら危ない人かもしれないという自覚が全くと言っていいほどない。

 

それほどまずいことなのだろうか、だとしたら恐ろしい。